歴史と人の温もりで支え合うまち 湯浅
有田郡 湯浅町
町長 上山 章善
生年月日 昭和14年3月26日
就任年月日 平成20年9月19日
町の花 三宝柑(さんぽうかん)
町の木 なぎ
〒643-0002
和歌山県有田郡湯浅町青木668-1
TEL0737-63-2525(代表)
FAX0737-63-3791(総務課)
醤油醸造発祥の地では、現在も昔ながらの製法で醤油を手づくりしています
どこか懐かしさを感じる町並みと現在が共存するまち 湯浅町
温暖な気候を利用して栽培されている柑橘類
醤油醸造発祥の地では、現在も昔ながらの製法で醤油を手づくりしています
湯浅町は、平安時代より熊野参詣の宿所として栄え、漁業・魚網製造・醸造製造の職人、商人、町人達でにぎわう小都市でした。 特に醤油醸造は、紀伊藩の保護を受け、江戸時代には約100件の醸造場があったと伝えられています。そして、醤油は湯浅から全国に製法が伝わり、現在では世界の調味料となるまでに発展をとげました。 醤油醸造で栄えた古い町並みは、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。ノスタルジックな町並みと老舗醤油醸造家から漂う醤油の香りが、今も人々の暮らしと共存し、まちの魅力のひとつとなっています。
また、豊かな自然から生まれる海産物(鯵・鯖・しらすなど)、温暖な気候で栽培が盛んな柑橘類(三宝柑・温州みかん)、醤油の原点である金山寺味噌など、特産品の数々が湯浅を彩ります。
近年では、湯浅町の玄関口となるJR湯浅駅前周辺整備事業として、駅前複合施設湯浅えき蔵、遊具や健康器具を備えるおちゃと公園、駅前駐車場・駐輪場の整備を行いました。そして令和5年5月、湯浅駅旧駅舎が、地元の食材、産品を味わうことができるカフェ、電車を間近でみながら食事ができるスペースを設け、地域住民や観光客、子どもから大人までが集う憩いの場として新しく生まれ変わりました。今後はさらに、湯浅駅を中心に地域経済の発展につなげていきます。